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問合せ先

東京工芸大学 風工学研究拠点事務室
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〒243-0297 神奈川県厚木市飯山 1583

風工学研究センター長挨拶

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 東京工芸大学風工学研究センターは,建築物・都市への風の影響に関する研究を扱います。研究分野は,台風や竜巻などの強風・突風に対する安全性を扱う強風防災分野,室内の空気環境を扱う通風・換気分野,建物周りの空気環境を扱う風環境分野等から構成され,近年では,国内外の強風防災教育や人体周辺から大気環境まで同時に扱うマルチスケール解析等,研究分野の拡大にも力を入れています。
 本研究センターは,2000年に設立され,以来,小林信行名誉教授,田村幸雄名誉教授,大場正昭名誉教授,義江龍一郎教授,松井正宏教授の各先生が研究センター長を務められてこられました。特に,本多健一名誉学長の薦めにより田村幸雄名誉教授が推進した21世紀COEプログラム,グローバルCOEプログラムの実績は全世界に及んでおり,高く評価されております。また,2013年度からは文部科学省の共同利用・共同研究拠点に「風工学研究拠点」として認定され,それまで充実させてきた風工学研究センターの研究資源を活用し,国内外の研究者と共同研究を実施する体制を構築してきました。
 本学の風工学研究センターは大型境界層風洞,温度成層風洞,アクティブ制御マルティファン人工気候室,竜巻状気流発生装置,外装材耐風圧試験装置などの特色ある優れた研究施設や,永年にわたって構築してきた膨大な空力データベース,風災害データベースなどを所有しております。これらを国内外の研究者・技術者の皆様に広く活用していただくことで,我が国の風工学と関連学術分野のさらなる基盤強化と新たな発展,人材育成に貢献していきたいと考えております。皆様のご協力,ご指導・ご鞭撻をお願いいたします。

東京工芸大学 風工学研究センター長 水谷国男